「部分」の西洋と「全体」の東洋。病気に対する考え方が西洋と東洋でずいぶん違います。

たとえば、「胃が痛い」 「もたれる」という症状の時、あなたはどちらの方法で治療しますか?
 
上記のような症状の場合、西洋医学ではレントゲン検査や血液検査をし、胃カメラを飲んだりして胃炎・胃潰瘍・胃癌といった局所で病名を決め、それから治療に入ります。消炎剤・鎮痛剤・抗がん剤・放射線・手術など対症治療法で一時的にはよくなったように見えてもそこに副作用が加わる場合もあります。

それに対して東洋医学では「一部は全体を表す」という東洋的な思想に即して治療していきます。目で見えるものから見えないものまでを全体像としてとらえます。
※コレを東洋医学では「望診」といいます。

そして脈診・舌診・腹診・背診をし五臓六腑全体の状態とバランスを診ます。 全体的に診察して内蔵部を良くしたり全身の筋肉や血液、体液の状態を改善する事により部分の負担を減らす事で胃の状態をよくするという考えで治療していきます。


「西洋医学」と「東洋医学」の違いを一言で説明するならば、
西洋医学は局所医学であり、
東洋医学は全体医学である。ということです。
 
胃の悪いほとんどの方には背中や腰にこりや痛みがあります。そこを治療する事で胃の病気は治ることがあります。さらに、胃が悪い人は、腸と腎臓が弱っているのでそこも治療することで、胃を助ける事になりより効果が上がります。もちろん、「胃」そのものも治療します。

また「心身一如」という見方をしますので精神面の治療もツボを使います。
全ての内蔵を良くし健康な体、強い体を作ります。

「健全な肉体に健全な精神が宿る」精神面をよくすることにより内蔵の負担が減ります。人間の病は、心と身体の全体的な現れであるのみではなく、社会をも含めた大自然全の現れでもあります。

人間が自然界の法則から外れた時に病気という形で現れる。身体や心を自然の法則に戻し大自然の流れの中にゆだねてやれば病気は自然に治っていくものだと考えるのです。ですから治療の対象とするのも西洋医学では局所的な「病」であるのに対し東洋医学では「人」そのものです。とすると、

病気は治すものではなく→治るもの
病気は治すものではなく→治るもの

と考えたほうが良さそうです。まして「病気と戦う」のではなく根本原因を修正しつつ、全体的な「調和」をはかっていく為の手助けをするという考え方です。 科学的に検証されることにより東洋医学の治療が求められていくと思います。
 

 

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